続々・受験シーズンは念力合戦?
2005年03月23日
受験の話の続きの続きだ。
問題のうちの子だ。
国立大を受けた。
(私立は、ウチには金が無いから経済的に無理なのだ。)
高校は無事に卒業できたのだが、とにかくその高校では2年生の時までは、成績は前からよりも、後ろを見た方が早い状況だった。
それが、やっとやる気になって、後半になり本人の頑張りもあり、大分追い上げてきたのだ。
ずっと、ウチの中に引きこもり状態で勉強していた。
ウサギと亀の話の、逆ウサギと亀になったようなものだ。
(変なたとえだから、分からないかな?)
親の目から見ても、よく勉強していたと思う。
(僕にはその集中力といい、真似するには無理な芸当だ。)
でも、日本中がそうなのだから、そんな事で喜んでもいられない。
大事なのは結果だ。
現実は厳しいのだ。
希望の大学は、ハッキリ言ってとても難しいところだ。
第二志望にしても、ギリギリの判定だ。
第二志望に受かっても奇跡なのだ。
とにかく、大分間際になってではあるが、例によって気を送り続けたのだ。
両方の大学の名前を紙に書いて気を入れる。
そして、最初の大学の受験の日が来た。
正直、フーチでの反応も微妙だった。
でも、微かに右反応だったので、これは受かったと思った・・・のだった。
この件で、今まで測定ミスした事は無かったから、嫁さんも受かったと思っていたようだ。
もちろん、受かれば奇跡だ。
そしたら、現実は・・・
落ちた。 落ちてしまったのだ。
気がどの程度入ったかどうかは分からないが、測定ミスか、とにかく読み間違いをしてしまった。
身内になればなるほど、色々な感情も混じってしまうので、先入観念や、ひいき目に見てしまうという、ミスをしてしまったのかも知れない。
その時は、外れた事に対して自分自身が腹ただしくなると共に、気持ちが落ち込んだ。
受験に落ちた事よりも、その事の方が僕にとっては、ショックだったのだ。
(ずいぶん無責任な親だ、と言われても仕方がないが。)
そしてその一週間後、第二志望の大学受験だ。
本人は、あまり気乗りがしなかったらしいが、浪人でもされると困るから、今度こそ上手くいくように気を送る。
フーチの測定結果も前回よりも、反応は良い。
しかし、そこも難しいところだから、本来の学力からは、無謀な挑戦だったのだ。
今度は、受かりそうだなんて、一言も言わないようにした。
これで外れたら、僕自身が本当に落ち込んでしまう。
そして、一昨日の事だ。
通知が来た。
合格だった。
本人も興奮して、一晩眠れなかったようだ。
高校の担任の先生もびっくりされていたという。
僕の実家の母からは、涙声で「良かったね。」という電話が入った。
ほっとした。
これからは、入学の手続きとアパート探しだ。
金もかかる。
頑張って稼いで、子供には安心して勉強できる環境を与えてあげたい。
親としての責任も重大だ。
とりあえずは、我が家にとって一歩前進といったところだ。
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